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2023.01.21
NEWS

体の痛みの本当の原因を知るために

繰り返される体の痛み

体 痛み 本当の原因

あなたは腰や肩など、体が痛むときにどのように対処されますか?

◎病院に行く方
◎治療院に行く方
◎自分でストレッチなどに取り組む方
◎我慢する方。。。

マッサージやストレッチによって一時に痛みは消失しても、また数日するとぶり返す、の繰り返し。

こんな経験はございませんか?

感覚からなんとなく、ただ治療院に通うだけでは痛みは治らないのだろう、
何かしらのリハビリやトレーニングが必要なのだろう、と感じている方もいらっしゃるでしょう。

痛みを再発させないためには、根本から痛みの原因を解消することが必要です。
以前私のブログでもお話しさせていただいたように、
雨漏りをしている家には、バケツではなく家の補修が必要だということです。

今回は、この家の補修のための原理から、腰に痛みがある方を例に原因の解決の方法をご紹介します。

NATURではこれらの原理を大切にして、この記事を読んでくださるあなたにwellnessをお届けします。

胸の動きが悪いと腰に痛みがでやすい

早速ですが、結論です。

痛みが出ている部位は被害者です。
その部位自体に原因があることはほとんどなく、
その周りで起きている不具合を治すことが、痛みの解消には必要となります。

この不具合を見つける際に基準となるのが、
以下に説明する『ジョイントバイジョイントセオリー』です。

関節に求められるそれぞれの役割|『ジョイントバイジョイントセオリー』

人間の体にはいくつもの関節があります。

主要な関節にはそれぞれ動作の役割があり、その役割以外の動きをしてしまうと、他の部位に痛みとなって表れます。

この役割は主に、【安定】【可動】に分かれます。

【安定(関節)】は、周辺の筋肉の働きなどによって、動きすぎないように「固定する」ことが求められる関節です。

【可動(関節)】は、適切な範囲内で、大きく、スムーズに「動く」ことが求められる関節です。

この役割は以下の図のように割り当てられています。

ジョイントバイジョイント 理論
joint by joint

この図を見てみると、腰に当たる「腰椎骨盤帯」は、安定関節です。
即ち、“周辺の筋肉の働きなどによって、動きすぎないように「固定する」ことが求められる関節”であることを覚えておいてください。

子供のころから、体は柔らかいことが何においても素晴らしいと教えられ育った方も多いと思います。
私もその一人でした。しかし実際、体が柔らかくても怪我をする人もいれば、とんでもなく体が硬いのに怪我をしない人がいます。

それは、一概に体が柔らかいからor硬いからではなく、
「動く」べき関節と「安定させる」べき関節がバランスよく働いているかに影響を受けています。

腰に痛みが出る流れ

では、どのような流れで腰の痛みにつながってしまうのか?一例を挙げてご紹介します。

「体を捻る」または「手を頭上に伸ばす」

これらの動きは、日常生活やスポーツ場面で頻繁に起こります。

日常生活においては、車の運転席で後方を確認したり後部座席に置いてあるものに手を伸ばしたり、また、棚の上のものを取ったり、掃除をしたりする際。

スポーツにおいて、ゴルフや野球のスイング動作は体を捻ることがメインです。

この「捻る動き」は、胸が主体となって起こる動きですが、
周りの筋肉が硬くなったり、適切に働かない場合、胸を捻る動きができなくなってしまいます。

それでも、安全を確保するために運転席から後方の確認はしなければなりません。
この時、胸の代わりに腰を動かして体を捻ることになります。

「動く」ことのできなくなった関節の代わりに本来「固定する」役割を持っている関節が動き、
そのせいで痛みが出てしまうのです。

このパターン以外にも、先ほど挙げたような日常生活・スポーツの動きにおいて、不適切な動きを繰り返すことによって痛みが表れます。

今回は、日常生活で腰に負担をかけないための、おすすめのエクササイズをご紹介します。

胸の可動性を出すためのエクササイズ

スワンダイブ

このエクササイズは、上で例を挙げた「手を頭上に伸ばす」動作をするときに必要となる
胸を伸展するという動作を正しく練習する目的で行います。
正しく動作を行えるようになることで、
胸を上手に伸展できず、腰が無理をして伸展しようとしてしまい痛みが出るのを防いでくれます。
以下のポイントに注意をしてやってみてください。

  • 胸を伸ばす動き
  • 脇を前に突き出すようにしながら胸を前に向ける
  • 首は長く、頭上から引っ張られるように意識する

オープンブック(フィールグッド)

このエクササイズは、「体を捻る」動作の改善に役に立ちます。
人体解剖的に、「体を捻る」動きの大半を占めるのは意外にも腰ではなく胸です。
だからこそ、胸の動作をより大きくスムーズに行えるようにするためにオススメのエクササイズです。

  • 膝は床から離さない
  • 腕だけでなく胸から大きく動かし、なるべく大きな円を描く

最後に

今回は腰痛の場合をご紹介しましたが、もちろん胸と腰以外でも同様です。

足首の痛みの原因が股関節にあったり、肩の痛みの原因が腰にあったり…

これを自ら判断してストレッチなどをすることはとても難しいかと思います。

NATURでは、今回ご紹介した、『ジョイントバイジョイントセオリー』等の原理を基に、お客様それぞれに合わせたピラティス・コンディショニングをお届けいたします。

  • 体の痛み・悩みのある方
  • 病院・治療院に通っているけどなかなか治らない方
  • 痛みなく生活できるように予防したい方

『美しい姿勢づくりと心身の健康』に向けて、NATURにお越しください。

通常、50分10,000円〜のところ、初めての方は、

初回体験…3,300円+初回限定チケット(1回7,000円×3回分)

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執筆
井上