スタッフの想い|橋本彩花 – ピラティストレーナー
第2弾はトレーナーの橋本が担当させていただきます。
私は、自分の今までの経験から
トレーナーとして活動するきっかけ、そしてNATURへの想い
を綴らせていただきます。
競技と怪我
スポーツしてる方、お仕事されてる方、専業主婦の方、学生の方、
それぞれにそれぞれのライフスタイルがあります。
私は、小学校4年生から高校3年生まで部活でバレーボールをやり、
現在もたまに混合バレーをしています。
バレーボールが大好きで小学生の時は週7日、中学・高校生の時は週6日バレーボールをしていました。
その大好きなバレーボールで様々な怪我をして、苦しくて辛い思いもたくさんしてきました。
小学生では両足首の捻挫を何度もしたり、膝の炎症を起こしたりしました。
この捻挫がその後のバレーボールでのさまざまな怪我に繋がっているのだろうと今は思います。
中学生では脛(腓骨)の疲労骨折をしました。
小学生までは無理したらなんとかプレーができる怪我でしたが、中学生で初めて練習を休まなければならない怪我を経験しました。
その時、2年生で良い背番号で試合に出ることができていましたが、怪我によりメンバーには入れているものの番号が下がり、試合に出る機会も減ってしまいました。
とても悔しかったのを今でも覚えています。
その悔しい経験をしたこともあり、痛みがあっても無理をして練習を続けてしまう習慣がついてしまったように感じます。
ですが幸いなことに、中学生では疲労骨折以外大きな怪我はなく(引退した後にバレーボールをしていて小指の骨が欠けましたが・・・)高校に入学しバレーボールを続けました。
高校生で負った怪我
高校での怪我が今のトレーナーとしての道を目指すきっかけになりました。
高校1年生の春休み終わりの3月末
練習試合で左膝を怪我してしまいました。
最初の病院では膝の捻挫だから2週間くらいで良くなるよと言われ、4月の3年生の引退試合にはギリギリ間に合うと思っていました。
ですが、その日は日曜日だったので後日CTとMRIを撮るために他の病院を紹介していただきました。
その結果・・・
左膝前十字靭帯断裂、半月板損傷
と診断されました。
そして、3年生の引退試合には間に合わないと言われました。
レギュラーメンバーに入っていたのですが、もちろん試合に出ることはできず、
また直前に戦略の変更をせざるを得なくなってしまい先輩に迷惑をかけてしまいました。
その試合に勝てば1ヶ月後の大会に繋がり1ヶ月後はチームに合流できるため、
どうか勝って欲しいという想いと申し訳ない気持ちで応援していましたが、
負けてしまい先輩方は予定より1ヶ月早く引退してしまいました。
すでに終わったことですが、悔やんでも悔やみきれません。
先輩方が引退した後、自分たちの代になり自分の引退まで残り1年
前十字靭帯は断裂してしまうと自然治癒はできないので再建手術が必要になります。
手術した場合、スポーツ復帰までに8ヶ月〜1年かかります。
手術をしなくても日常生活はできますし、バレーボールもできなくはないとの事でした。
ですが、手術するとその時点で自分の引退が決定してしまうのが嫌だったため、
手術せずに1年バレーボールを続けました。
そのことにより、膝崩れを引退までに計4回してその度にチームに迷惑をかけてしまいましたが途中離脱することなく無事引退をすることはできました。
しかし、1年間無理をしてバレーボールを続けたことにより半月板はボロボロになってしまったため、
引退後の高校3年生の夏に手術をしました。
そして、怪我をして約4年経った今年の1月にも2回目の手術をしています。
この怪我の経験がトレーナーの道を目指すことになった大きなきっかけです。
さまざまなサポートの形
高校2年生で大学への進路を考えていた時に、アスレティックトレーナーという資格と職業を知りました。
それまでは特にやりたいことがなく、なんとなくフィナンシャルプランナーの資格持ってた方が今後の経済的にいいのかな?と思い経営学部に行こうと考えていました。
ですが、アスレティックトレーナーを知った時、(これだ!)と即決しました。
自分が怪我をしたことによって苦しくて辛い思いをたくさんしてきたからこそ、
同じような思いをする人を減らしたい
怪我をしてしまっても苦しくて辛い思いをする時間を短くしたい
スポーツをしている人が楽しくスポーツを続けられるようにサポートしたい
このような想いを持つようになりました。
バレーボールが大好きなので、大学では中京大学男子バレーボール部の学生トレーナーとして選手のサポートをしながらアスレティックトレーナーの勉強をしました。
今でも中京大学男子バレーボール部の外部トレーナーとして選手のサポートをさせていただいております。
学生トレーナーとして活動している中で、パフォーマンスアップのためのトレーニングと怪我をしてしまった選手のリハビリを担当しましたが、
ウエイトトレーニングのような体を強化してトレーニングを指導することよりも
リハビリでサポートするなどケアの方にやりがいを感じました。
大学の卒業後は、
そのやりがいからストレッチ専門店に就職し、今までは大学生のサポートでしたが、
今度はストレッチで主に30代〜90歳の方のお身体のサポートをさせていただきました。
ストレッチをしたことによりスッキリしたり、できなかった動きができるようになって感謝していただいた時はとても嬉しく、やりがいを感じました。
しかし、様々なお客様のお身体をストレッチさせていただき、ストレッチのみでのサポートではなく、トレーニングによるサポートも必要な場合もあることを感じるようになりました。
そして、ストレッチ専門店で30代〜90歳の方のサポートをしたことにより、
スポーツをしている方に関わらずお身体にお悩みを持っている方のサポートをしたいと強く思うようになりました。
それがきっかけでお身体に悩みをお持ちの一般の方に、
ケアだけでなくピラティスなどのトレーニングを届けることができるNATURでお仕事をさせていただいています。
最後に
自分自身の身体が小学生の時の捻挫から始まった今までの怪我の影響もあり、問題が多いからこそお身体にお悩みを持っている方の気持ちは理解しやすいと思っています。
大学で勉強してから今までで勉強してきた知識をもっと早く知れていれば、、、
たらればを言ってもしょうがないことは分かっていますが、どうしてもこのようなことを考えてしまいます。
そう考えてしまうからこそ、
怪我や痛みがでる前に
今持っている痛みが悪化する前に
取り返しのつかない怪我になってしまう前に
多くの方々に勉強と経験から培った知識をお届けしたいと思っています。
また、自分の身体に不調があると気持ちが暗くなったり苦しくて辛い思いを何度もするということを経験したからこそ、
少しでもお身体にお悩みを持っている方が「肩が痛い」「腰が痛い」と思う時間を減らしたい
少しでも明るい気持ちで毎日を過ごしていただきたい
と強く思います。
NATURにお越しくださる皆様それぞれの
”Wellness Life”
へのサポートを全力でさせていただきます。
執筆 橋本